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2023.03.02春の過ごし方🌸
春は気候も穏やかで過ごしやすいですが、進学や就職、引っ越しなどで環境が変わりやすい時期でもあります。変化によるストレスを感じて春バテにならないように、今回は「養生」についてお話ししたいと思います😊
「養生」とは、免疫力を高め、日常を健康的に過ごすための食事や運動、休息や睡眠などの生活習慣や過ごし方のことをいいます。
春の養生の基本は「発散」です。芽吹きの季節ですので、冬の間眠っていたものが発散されて外に伸びやかに現れるので、それを押さえつけず、のびのびと過ごすのがいいとされています🌱
休みの日はちょっと寝坊してみたり、晴れた日にちょっと散歩するのもいいでしょう。今の時期こそ「こうしなきゃ」「ああしなきゃ」ばかりではなく、ちょっとの時間でもいいのでホッと一息ついてみましょう🍵🍡
「肝の高ぶりを抑える」過ごし方を意識してみてください😊
当院のスタッフも、休憩時間を大切に過ごしております!
ちなみに、春は、緑の野菜や酸味のある食べ物を摂ると体がリセットされやすいですよ。
人生50年と言われた時代に、84歳まで生きた貝原益軒という方がいます。生まれつき体が弱かった貝原益軒は、「病気の治療法」だけを勉強するのではなく「養生法」を追求することで長生きしたことで有名です。
そして、自分の本の中で「80歳を超えても歯は1本も落ちず、暗い夜でも小さい文字の読み書きができた」と書き残しているんです📚
悪くなってからの「治療」だけでなく、病気にならない「毎日の過ごし方」が大事なんだと考えさせられました😌
私たちも、歯を治すだけでなく、その人それぞれに合ったケアの方法をたくさんみなさんに提案できるようにもっと成長したいと思います!!
2023.02.26歯科におけるバクテリアセラピーについて
口腔内には、善玉菌と悪玉菌が共存しています。バクテリアセラピーは、口腔内に存在する悪玉菌を除去することで、善玉菌の数を増やし、口腔内のバランスを整えることを目的としています。具体的な方法としては、歯周病などの疾患に対して抗生物質を投与することがあります。また、プロバイオティクス(善玉菌)を投与することもあります。
最近の研究では、バクテリアセラピーが口腔内疾患の治療だけでなく、全身の健康にも関係していることがわかってきています。例えば、歯周病は心臓病や糖尿病などの全身疾患と関連していることが知られています。そのため、口腔内の微生物バランスを整えることは、全身の健康にも良い影響を与えることが期待されます。
バクテリアセラピーの方法としては、抗生物質の投与や、プロバイオティクスの使用があります。抗生物質は、口腔内の細菌を殺菌する作用がありますが、乱用による耐性菌の発生や、副作用があることに注意が必要です。プロバイオティクスは、善玉菌を増やすことでより安全に口腔内のバランスを整えることができますが、適切な種類の善玉菌を選ぶことが重要です。
歯科領域において使用されるプロバイオティクスは、一般的に口腔内に存在する善玉菌を増やすことで、口腔内の微生物バランスを改善するために使用されます。口腔内の善玉菌は、口腔内環境を健康に保ち、口臭や虫歯、歯周病などの疾患を予防するのに役立ちます。
一般的に使用されるプロバイオティクスは、以下のものがあります。
1.ラクトフェリン:ラクトフェリンは、口腔内の善玉菌を増やす効果があるとされています。また、抗菌作用があり、口腔内環境を改善することが期待できます。
2.プロポリス:プロポリスには抗菌作用や炎症を抑える作用があり、口腔内の微生物バランスを改善する効果があります。
3.プロバイオティクス菌株:一般的に使用されるプロバイオティクス菌株には、乳酸菌やビフィズス菌などがあります。これらの菌株は、口腔内における善玉菌の増加によって、口腔内環境を改善することが期待できます。
プロバイオティクスは、一般的には口腔内に含まれる善玉菌を増やすことが主な目的とされています。しかし、プロバイオティクスによって治療効果がある疾患には限りがあり、正しい用法や適切な菌株の選択が重要です。歯科医師との十分な相談の上で、適切なプロバイオティクスを選択することが重要です。
プロバイオティクスを使用したバクテリアセラピーは、口内に存在する健康な細菌を増やすことで、健康な口内環境を促進するため、副作用のリスクが少ない治療法です。
薬剤による治療に比べ、副作用のリスクが少なく、抗生物質などの薬剤の長期間の使用による耐性菌の発生や、副作用の発生などのリスクがありません。
より良い健康的な生活のために当院ではプロバイオティクスを取り入れる事を推奨しています。
ご興味のある方はぜひスタッフにお問い合わせください。
2023.02.01節分のこと
今年が始まってはや1ヶ月、まだまだ寒い日が続いていますが体調は崩していませんか?
スタッフはみんな元気に診療をしています😁
2月は、節分やバレンタイン等の行事がありあっという間に過ぎそうです🍃
充実した毎日を過ごせるように努めたいですね♪
イナムラ歯科では、今年の節分は豆をまくとかまかないとか・・・
インスタにて答えが掲載されると思うので楽しみにしていてください!
節分にはなぜ、豆をまくのか、調べたことはありますか? 神様が訪れる時、鬼(悪さをするもの)を追い出すために行われたのが豆まきなんだそう。 地域によっては魔目(まめ→鬼の目)を狙って豆を投げることで、魔滅(まめ→魔が滅する)という意味もあったそうです。
芽がでる=邪気を出す と考えられていたみたいですね。
豆まきをして、としの分豆を食べて邪気を追い出しましょう!
でも、消化不良を起こすかもしれないので生で食べるのは危険ですね❌
皆さんご存知の通り、大豆にはたくさんの栄養があります。
腸内環境を整えるビフィズス菌を増殖させるオリゴ糖だったり、総コレステロールを下げる力だったり、骨粗鬆症の予防や更年期の不調を改善するといわれるイソフラボン
いろいろうれしい仕事をしてくれています!
腸内の良い環境は健康のもと!口の中の健康も全て繋がっています。
季節の行事・食を楽しんで心も体も健康に生活しましょう✨