今年も歯科衛生士学校の学生さんが、当院で臨床実習を行っています🍀🦷

歯科医院で患者さんと接することが多いのは「歯科衛生士」と「歯科助手」と呼ばれる人たちです。どちらも歯科医院のチームに欠かせない存在ですが、みなさんは違いをご存知ですか？
実は、資格取得のスタートラインやお仕事の内容が大きく違います。💡

「歯科助手」は民間の資格なので、専門学校や大学に通わなくても資格取得ができます。通信講座やテキストで歯科医院の仕事内容を学び、患者さんが来院してから治療が終わるまでの「診療」をスムーズに行うためのサポートが主なお仕事となります。

「歯科衛生士」は国家資格となります。厚生労働省が指定した学校を３年かけて卒業し、国家試験に合格しなければなりません。
予防処置・診療補助・保健指導が主なお仕事ですが、歯科医師と同じ目線で動けるようになるために、専門的な知識やスキルを学んで、お口の健康のプロフェッショナルになっていきます。
歯科医師の横で治療のアシストをするだけでなく、お口の中を診たり触ることができるため、治療後のメンテナンスや予防を衛生士のみで行うことができます。
一人一人、生活習慣・お口の衛生環境・病気（虫歯や歯周病）の重症度も違うため、衛生管理のプロとして患者さんと向き合いお仕事をしています。

また、「歯科助手」は働く場所が歯科医院に限定されますが、「歯科衛生士」は衛生指導ができるので、歯科医院のほかにも介護施設や保健センター、保育所、歯科に関する商品を扱う企業など、多くの職場で働くことができます。

歯科衛生士の需要が高まっていますが、国策の「経済財政運営と改革の基本方針（２０２２）」の中には「歯科衛生士・歯科技工士の人材確保が盛り込まれるほど人材不足となっています…💧

イナムラ歯科では、学生のみなさんが「歯科衛生士」として出発できるよう、サポートさせていただきます！！✨☺️がんばって！！